茨城県水戸市にあります、フィットネスクラブ
アクアメディエクスの子猿です。
さて、前回担当した際に体幹についてお話しましたが
今回は、インナーマッスルと呼ばれている「腹腔」に関する
トレーニング方法をお伝えしていきます。
インナー筋は、主に内臓を支えている筋肉ですが
腰椎や骨盤の安定に大きく関りがあります。
お腹の中のコルセットのような役割があり
過度に背骨が曲がることを抑制したり、
トレーニングの際、正しい姿勢の維持をしてくれたり
大きな力を発揮するわけではありませんが
「縁の下の力持ち」としてたくさん働いてくれています。
今回お伝えするのは、
➀ドローイン➁ブレーシング、の2種類です。
➀ドローイン
腹式呼吸を行い、下腹部を凹ませるトレーニングで
主に腹横筋を意識的に活動させることが目的です。
仰向けに寝て、息を吸いながら下腹部を膨らませ
息を吐きながら凹ませます。
それぞれを5秒ずつかけて行い、慣れてきたら
仰向け→四つん這い→座位→立位、の姿勢で行ってみましょう。
➁ブレーシング
主にドローインの腹横筋に加えて、外腹斜筋・内腹斜筋など
腹筋群全体を活動させることが目的です。
仰向けに寝て、息を吸いながら下腹部を膨らませます。
お腹の前、横、後ろ側、まんべんなく空気を入れましょう。
そのまま腹筋に力を入れ固めキープしながら、胸の呼吸に変えます。
キープは10秒程度行います。
慣れてきたら、仰向け→四つん這い→座位→立位、の姿勢で行ってみましょう。
普段から使えることがベストなので、
日常生活で前かがみになる前に、重い物を持つ前に、
トレーニングで動作を行う前に、行ってみてください。
次回は別のトレーニング方法をお伝えしていきます。
それでは!本日もご来館お待ちしております!